0226-22-6868診療内容
脳神経内科
脳神経内科は脳や脊髄（中枢神経）、末梢神経、筋⾁の病気をみる内科です。⾝体を動かしたり、感じたりすることや、物事をを考えたり覚えたりすることが苦⼿になってきた時にこれらの器官の病気を疑います。
具体的な症状としては、めまいやふらつき、⼿⾜にうまく⼒がはいらない/感覚が鈍い、⼿⾜のしびれ、しゃべりにくい、ものが⼆重にみえる、頭痛、勝⼿に⼿⾜や体が動いてしまう、物忘れ、意識障害などがあります。
このような症状を⾃覚された時には、まず脳神経内科で⾝体のどの部位の病気であるかを⾒極めることが⼤切です。当院では神経学的診察・⾎液検査・MRIをはじめとする画像検査を通して全⾝の評価を⾏い、そのうえで脳神経内科の病気が疑われる場合には、その治療を県内外の⾼次医療機関との連携をはかりながら丁寧に⾏ってまいります。
精査の段階で、⼿術などが必要なときは脳神経外科に、こころの病が疑われる場合には精神科に、症状の原因が⾻や関節の病気によるものであれば整形外科にすみやかにご紹介させていただきます。また、感じることの中には⾒たり聞いたりする能⼒も含まれますので、眼科や⽿⿐科のご協⼒をいただく場合もございます。
脳神経内科で取り扱う主な疾患
脳卒中（脳梗塞、脳出⾎、くも膜下出⾎）てんかん髄膜炎／脳炎
認知症（アルツハイマー型認知症、レビー⼩体型認知症、⾎管性認知症、前頭側頭型認知症、正常圧⽔頭症など）
パーキンソン病パーキンソン症候群（進⾏性核上性⿇痺、⼤脳⽪質基底核変性症、⾎管障害性パーキンソニズム、薬剤性パーキンソニズム）
脊髄⼩脳変性症筋萎縮性側索硬化症（ALS）球脊髄性筋萎縮症（SBMA）
多発性硬化症／視神経脊髄炎重症筋無⼒症
ニューロパチー（ギランバレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎など）
ミオパチー筋ジストロフィー
顔⾯神経⿇痺顔⾯けいれん
各種検査
⼤友医院ではMRI・CTを完備しております。
MRI検査
当院ではシーメンス社製の高性能MRI（3.0テスラ）を使用しております。
MRI検査では、磁気の力を利用して身体を様々な断面から詳細に調べることができます。
X線を使用しないため、被爆の心配がなくて安全です。
脳においては、脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・くも膜下出血・脳萎縮・水頭症などの診断に役立ちます。
また、血管の狭窄・閉塞・動脈瘤の有無を調べるMRA検査を行うこともできます。
その他にも、脊椎・脊髄の画像検査、胆嚢・胆管・膵管の状態を調べるMRCP検査も実施できます。
※以下に該当する⽅は、必ず医師と相談し、検査が可能かどうか確認してください。
MRI検査が受けられない⽅
- ・⼼臓ペースメーカーを使⽤している
- ・⼈⼯内⽿を使⽤している
- ・神経刺激装置，⾻成⻑刺激装置を使⽤している
- ・⾻折などの⼿術でボルト等の⾦属を⼊れている
- ・眼球内に⾦属⽚が⼊っている
- ・可動性義眼を使⽤している
- ・⼦宮避妊具を使⽤している
確認が必要なもの
- ・脳動脈クリップを使⽤してる
- ・ステント(冠動脈ステント，動・静脈ステント，胆管ステントなど)を使⽤している
- ・⼊れ墨やアートメイクが⼊っている
- ・妊娠中、または妊娠の可能性がある
- ・⻭科矯正をしている
- ・閉所恐怖症
気になる頭の症状がない方でも、頭部MRI検査をメニューに含んだ脳検診を行っております。
CT検査
CT検査はX線を使⽤するため被ばくを伴いますが、⼀般のレントゲン検査では分からない、体内の詳細な断⾯画像を得ることができます。
MRI検査では撮影困難な部位もありますが、CT検査では全身のあらゆる疾患の診断に役立ちます。
検査の所要時間は、5分〜15分程度と短時間で、患者様のご負担も軽微です。
閉所が苦⼿で、MRI検査が困難な⽅にもご利用いただけます。
※以下に該当する⽅は、必ず医師と相談し、検査が可能かどうか確認してください。
確認が必要なもの
- ・⼼臓ペースメーカーを使⽤している
- ・妊娠中、または妊娠の可能性がある
- ・取りはずしのできない⾦属を使⽤している
一般検査
当院では、血液一般検査（血算・肝腎機能・脂質・血糖）および尿一般・沈渣検査の結果を原則当日中に提供いたします。
ただし、検査機器のメンテナンスや技師不在により当日中に結果が判明しない場合もございますので、ご了承ください。
心電図検査・ホルター心電図検査・循環器内科医師による心エコー検査（月1回）・頚部エコー検査といった生理検査も行っております。
X線検査
放射線部門ではMRI・CTのほかにX線検査・骨密度検査を行っております。
内科
内科では、⾵邪やインフルエンザといった急性疾患から、⾼⾎圧や糖尿病、脂質異常症などの⽣活習慣病といった慢性疾患まで、幅広く診断・治療を⾏います。
⼀⾒たいしたことがないような症状であっても、重⼤な病気の前兆であることもしばしばあります。病気の早期発⾒・治療のためにも放置しないことが⼤切です。突然の⾝体の痛みなどはもちろん、「なんとなく調⼦が悪い」「だるい」などの些細な症状でどの診療科を受診したら良いのか分からない時にでも、お気軽にご相談ください。
また、⾃覚症状がなくても、健康診断で異常を指摘された⽅のご相談にも対応できます。
当院での対応が難しい場合は、然るべき専⾨の医療機関をご紹介いたします。
発熱外来について
当院では、発熱や⾵邪症状のある⽅は発熱外来にご案内しております。
院内には感染症に対して重症化リスクの⾼い患者様（⾼齢の⽅、基礎疾患がある⽅）が多数いらっしゃいますので、患者様同⼠の感染を防⽌する対策を講じています。感染⼒の強い新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症を症状だけで⾒分けることはできないため、発熱や⾵邪症状がある⽅にはまず院内隔離室あるいは⾃家⽤⾞の中で待機していただき、感染症検査の結果に応じて適宜対応いたします。
下記の症状がある⽅は、あらかじめ電話でお問い合わせのうえ受診してください。
- ・発熱
- ・咽頭痛
- ・せき
- ・たん
- ・⿐⽔／⿐づまり
- ・味覚／嗅覚障害
- ・倦怠感
- ・関節痛
- ・発熱を伴う下痢
- ・コロナ抗原検査キットで陽性反応が出た⽅
注意事項
- ・マスク着⽤にご協⼒ください。
- ・事前連絡なく直接ご来院いただいても、早急には対応いたしかねます。
- ・必ずご案内する時間に合わせてご来院ください。
- ・受診時は医師、看護師、誘導スタッフの指⽰に従っていただきますようお願いいたします。
- ・混雑状況により⻑時間お待ちいただく場合がございます。
- ・感染症検査で陰性が判明しない限り、院内には⼊れませんのでご了承ください。
このような症状・
疾患の⽅が受診されています
生活習慣病
- ⾼⾎圧症
- 糖尿病
- 脂質異常症
- ⾼尿酸⾎症
⾵邪の症状
- 発熱
- せき・たん
- のどの痛み
- ⿐⽔・⿐づまり
消化器系の症状
- 胸やけ
- 腹痛
- ⾷欲がない
- 吐き気・嘔吐
- お腹の張り
- 下痢
- 便秘
- 便に⾎が混じる
循環器系の症状
- 胸痛
- 動悸
- 息切れ
- ⼿⾜のむくみ
呼吸器系の症状
- 息苦しい
- 喘息
- せきが⽌まらない
- たんに⾎が混じる
腎・泌尿器系の症状
- 頻尿
- 尿が出にくい
- 尿に⾎が混じる
- 尿管結⽯
その他
- アレルギー（花粉症・蕁⿇疹）
- 関節の痛み
- 睡眠時無呼吸症候群
- 不眠
- 甲状腺機能異常
- 帯状疱疹
- ⾻粗鬆症
気になる症状・疾患のある⽅は、お気軽にご相談ください。
当院では、各種検診・予防接種を実施しています。
アクセス
- 〒988-0085
宮城県気仙沼市三⽇町2-2-25
-
バス
宮城交通／岩⼿県交通「三⽇町」下⾞徒歩１分
電⾞
JR⼤船渡線「気仙沼駅」下⾞徒歩13分
- 駐⾞場 28台完備